1. 製造現場の稼働率向上を実現した、コミュニケーション活性化に向けた具体的な取り組み事例の紹介

改善・向上事例

  • 電子部品製造
  • 生産性向上
2021.06.10

製造現場の稼働率向上を実現した、コミュニケーション活性化に向けた具体的な取り組み事例の紹介

ご発注元プロフィール

業界・業種 電子部品製造
部門・職種 電子部品製造
従業員数 1000名以上

課題・ニーズ

お客様の満足度が低かった要因として、「稼働率」が期待に満たしておらず、稼働率向上(目標80%に対して現状70%)が求められていた。
稼働率低下の原因を分析したところ、以下のようなことが分かった。
1)急なスタッフ増員により、現場管理者の管理人数と負担が増加していた
2)営業所 – お客様の事業所 – 現場工程の間で、コミュニケーションが不十分だった

ご提案

【改善施策】

  • 現場管理者の増員を目的として新規教育を実施(2名)。
  • コミュニケーションを活性化するために、お客様の事業所内で定期的に意見交換会経営理念勉強会を実施。
  • 毎月1回の定例会を実施し、生産動向・出勤率・品質不具合件数・定着率・採用状況などをご報告。
  • 工程稼働率の向上を目的として顧客と共にQCサークル活動を実施。

解決・効果

上記の施策の結果、

  • 工程の稼働率が70%から84%と目標を達成した。
  • 営業所 – お客様の事業所 – 現場工程の間でコミュニケーションが活性化したことで、顧客への状況共有や作業のフィードバックなどがスムーズになった。
  • 増員で新人作業者が多い中でも「管理体制の強化」と「稼働率の向上」と「コスト低減」が実現したことを、お客様に高く評価いただいた。

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