改善・向上事例
- 組立・組付け
- 定着支援
多国籍メンバーのQC活動により、歩留まり30%改善を実現した新規請負の垂直立上げ

ご発注元プロフィール
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課題・ニーズ
自動車部品メーカー様の本社工場において、配属スタッフの定着率をさらに高め、生産体制をより盤石なものにすることが目標とされていました。
当時は出勤率の変動が一部で見られ、入社初期段階でのフォローアップの質をいかに均一化するかが検討課題でした。特に、スタッフが抱える潜在的な困りごとを早期に汲み取り、「離職を決断する前に相談してもらえる関係性」をいかに組織として構築するかが、さらなる定着率向上の鍵となっていました。
担当者個人の対応に留まらず、営業所全体でスタッフの変化を共有・分析できる体制を整えることで、急な欠勤や退職を未然に防ぐ、より手厚いサポート体制の構築が求められていました。
<お客様のニーズ>
- 早期フォローによる出勤率の安定化
欠勤の予兆を早期に捉え、出勤率95.0%以上の安定した現場を維持したい。 - スタッフの「本音」を引き出す面談の質の向上
一人で悩みを抱え込まず、困りごとを気軽に話せる信頼関係を築きたい。 - 組織的なバックアップ体制の強化
営業所全体でスタッフを支える仕組みを作り、定着率を高い水準で安定させたい。
ご提案
フジアルテでは、出勤率と定着率の強い相関関係に着目。スタッフ一人ひとりの変化を営業所全体で把握し、「速やかな状況把握」と「組織的な声掛け」を徹底する管理体制を強化しました。
1. 「面談記録表」の活用によるスタッフ情報の共有
日々の面談や声掛けの内容を「面談記録表」に細かく記録。スタッフの表情や会話の内容を言語化し、営業所内で共有する仕組みを作りました。これにより、担当者だけでなく営業所全体でスタッフのコンディションを把握し、多角的な視点でフォローできる体制を整えました。
2. 欠勤発生時の「即日ヒアリング」の徹底
「出勤率の低下は退職の予兆」というデータに基づき、欠勤が発生した際には即日ヒアリングを実施。独自のアンケートを活用し、短時間の面談では見えにくい潜在的なストレス要因(作業内容や生活環境への不適合など)を抽出し、深刻化する前に具体的な解決策を講じました。
3. QC活動を通じた「定着支援」の標準化
営業所内のQC活動のテーマとして「退職抑制」を設定。スタッフの気持ちに寄り添った適切なフォローの仕方をチームで検討し、営業所全体のサポートスキルの底上げを図りました。
解決・効果
これらの組織的アプローチにより、安定した生産体制の維持に寄与することができました。
- 退職率:4.7% ⇒ 4.1%へ改善(安定した定着を実現)
- 出勤率:目標95.0%に対し、実績97.1%を達成
相談なき退職を防ぐための緻密な情報共有が功を奏し、スタッフのエンゲージメントが向上。突発的な欠勤や離職が抑制されたことで、現場の急な人員調整によるロスが減少し、お客様の生産性向上に安定した人的リソースという側面から貢献することができました。
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