1. マウンター機のエラー復旧時間と段取り替え時間の短縮で生産実績が174%に向上した製造請負事例

改善・向上事例

  • マシンオペレーター
  • 生産性向上
2024.03.29

マウンター機のエラー復旧時間と段取り替え時間の短縮で生産実績が174%に向上した製造請負事例

ご発注元プロフィール

業界
  • 電子部品・半導体
  • 職種
  • マシンオペレーター
  • 従業員数
  • 5,000名以上
  • 課題・ニーズ

    事業の持続的成長を実現するために、生産体制の強化を目指しており、月間生産実績を平均で120%向上させることが目標になっていた。

    生産効率を阻害していると考えられる項目の中で、特に設備の停止時間に着目して分析した結果、以下の具体的な課題が明らかになった。

    <停止時間の原因>
    マウンター機のエラー:日平均で約70分
    段取り替え:日平均で約60分
    チョコ停(短時間停止):日平均で約10分

    この中で特に影響が大きかったマウンター機のエラーに着目し、具体的な改善策を実施した。

    ご提案

    まず、詳細な分析の結果、以下の2点について明らかになった。

    ①マウンター機のエラー削減:
    エラーの原因は複数あり、現段階では即時の対策が難しい状況であった。
    ②エラー発生時の復旧時間を削減:
    専門知識を持つ担当者を育成し、復旧時間の短縮は改善の余地があった。

    これらを踏まえて、「エラー復旧時間の短縮」を目標として以下の取り組みを実施し、顧客の管理工数削減も併せて削減できた。

    ・従来は顧客担当者様にて復旧対応を行っていたが、当社にてエラー復旧を対応させて頂ける体制を構築
    (工程ごとに1名の研修認定者を育成)
    ・マウンター機メーカーの外部研修に参加し、担当者が専門的な知識とスキルを習得

    また、さらなる生産性向上のため、研修に参加した各工程担当者により、「段取り替え」についても以下の改善策を実施した。

    生産ラインの部品配置と切り替え作業を見直し、より効率的なプロセスを確立。
    ・段取り間隔について、作業者への情報共有の頻度を向上し、迅速な対応を可能とした。

    解決・効果

    このような取り組みから、生産ラインの効率性と生産実績が大きく向上した。
    具体的には下記のような成果があった。

    <エラー発生時間の短縮>
    エラー発生から解消までの時間を平均70分から45分へと大幅に短縮できた。

    <段取り替え時間の短縮>
    段取り替えに要する時間が平均60分からわずか8分へと大きく短縮できた。

    <生産目標の達成>
    稼働日数の増加も相まって生産実績は前年比で174%を達成(目標は120%)した。

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